病魔再び

生まれたばかりの頃、川崎病を患って、2ヶ月の闘病生活をしたミサトが、今度は乳がんかもしれないと言われて専門科を受診することになった。

乳がん?この若さで?親戚に誰も乳がん患者、いないけど?

私の頭にすぐに浮かんだのは、23年前のガンマグロブリンが原因なんじゃないか?
あのときの輸血に問題があったんじゃないか?ということだった。

川崎病も癌も、原因不明。
特に何か思い当たることもなく、気づいたら病に蝕まれているのだ。

なぜミサトが?なぜうちの子が?どうしてなの?

と思ったら涙が止まらなくて、声を上げて泣いた。

 

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